19 6月

「摂理にある自問自答こそ我が人生のはじまりなり」

あなたは、摂理にある人生とそこからうまれる課題・テーマを語ることができますか。
人生を語るとは、素朴に感じる自分の心を語ることです。勿論、その相手は尊敬・信頼に値する人にかぎるだろう。
両親が小学生の時に天におおわれた自然にかえり、独りぽっちとなって自問自答した実体験からして言うならば、信頼できる人に自分の人生=心のうちを表現するチャンスに恵まれた人がどんなに幸いなる摂理の中に置かれているかと深く知り、手と手をあわせて祈りを重ねる私が存在する。
それらすべてが自分を助け、向き合う相手を助ける。その中で、ただひとつだけ心に刻みたいことがある。
それは、誰よりも、まず先に自分が自分を前にして一番はじめの心の傾聴者・対話者になることが摂理の真(まこと)なりということである。